
うちから車でほど近い羊蹄山麓の森の中へ、Choco と N とでナイトキャンプに出かけました。折りしも、C・W・ニコルが書いた森のことについての読み物を読んだことと、N が「クマゲラを見に行きたい」と言ったことのふたつが相まって、行動に移したわけです。この日、ぐずついていた天気は運良く回復。山麓に着くとそこはまだ1メートル以上の雪が残っています。リュックをかついでざくざくと雪の上を歩きはじめました。しばらくすると広葉樹の林の中に少しひらけた場所がみつかりました。その雪の上にテントを設営することにしました。よし、ここなら星がよく見えるな。すぐそばには半分凍った湖もあります。夕日が落ちてきました。夜の帳がおりると、やかでシマフクロウの声が闇に響きはじめました。見上げれば満天の星です。今夜は特に気温がぐんと下がります。N は火を絶やさないように精を出します。そしてビールが1本、また1本あいていきます。時間が過ぎてゆくのがもったいない夜です。
朝5時ごろだったでしょうか、キツツキのけたたましいドラミングの音で目が覚めました。寒さのため眠りは浅かったかもしれません。Choco はこんなときちょうどいい具合に湯たんぽがわりになります。ドラミングの音に誘われるかのようにテントからごそごそと起き出し、ふたりして音の主の方に近寄ってしばし耳をかたむけていました。どうやら会いたかったクマゲラでなくてアカゲラのようです。しかし、そんなことはあまりたいしたことではありません。「何を感じたか」だと思います。
しばらくすると雪が降り出し、木々の枝にはみるみる雪が積もりはじめました。まるで冬の朝のようでした。





























































